よくある事例!預金を引き出す際のトラブルとは?

トラブル 預金

ご家族が亡くなる前に、その方の銀行口座から「相続人の1人が他の相続人に許可を得ること無く預金を勝手に引き出す」
というトラブルでよくご相談があります。

なぜ、トラブルになるのか?
事前にトラブルの原因を把握しておきたい方は、是非ご覧ください。

1、何が原因でトラブルになるのか?

けんか

事例を使ってご説明させて頂きます。
次のような家族構成の5人家族で、父が入院しており、お医者さんにも1年以内に死亡してしまう可能性が高いと告げられました。

【家族構成】
長男
次男
三男

 

もし、父が死亡した場合、相続人(相続する人)は、次の4人となります。

  • 長男
  • 次男
  • 三男

※ 誰が相続人になるのか、詳しく知りたい方は、5分でわかる!相続する人(相続人)って誰?をご参照ください。

父が死亡する前に、長男が、他の相続人に無断で、父の銀行口座から、500万円を引き出してしまいました。
父が入院していたことから、長男が世話をしていたため、世話をしていた長男が、誰にも相談せずにお金を引き落とししていました。
もちろん長男としては、「世話をするために必要なお金だから仕方ない」と思って引き出していました。

このような状況で父が死亡した場合、相続人4人の間でトラブルが発生するケースがあります。

2、長男が引き出したお金でモメるケースとモメないケースとは?

長男は、父の入院時の世話をするために、必要なお金だと思い、父の口座からお金を引き落としておりました。
この場合には、トラブルになるケースとならないケースがあります。

(1)トラブルにならないケースとは?

長男が、他の相続人に相談することなく、お金を引き落とししていても、他の相続人との間で、信頼関係があれば、モメることはありません。

(2)トラブルになるケースとは?

上記の事例で、トラブルになるのは、長男とそれ以外の相続人に、信頼関係がない場合です。
仲の悪い方が相続人にいる場合や、今まで会ったこともない相続人がいきなり登場する場合には、何のために、現金を引き出したのかを問われ、返還を求めてくるケースがあります。

3、トラブル回避の方法とは?

車 迂回

(1)トラブル回避方法1 証拠を残す

上記の事例で、長男がトラブルを回避するために絶対にやっておくべきことは、父のお金を引き出し、そのお金を何に使ったのかを記録することが大事です。

さらに、使ったお金の領収書を保管しておけば完璧でしょう。

(2)トラブル回避方法2 他の相続人に説明しておく

上記の事例で説明すれば、父の口座からお金を引き落とす際に、何に使うかを説明し、他の相続人の許可を得ておくことがトラブルを回避するためには大事なことになるでしょう。

4、トラブルになってしまったらどうやって解決すれば良いの?

トラブルになってしまった方は、おそらく上記3をしていなかった方がほとんどでしょう。上記3のトラブル回避のための準備を行っていない場合には、まず、他の相続人に、何に使ったのかがわかるように説明することが大事です。

それでも、他の相続人が納得していないようであれば、『調停』や『裁判』によって解決するしかないでしょう。

上記3までであれば、すべてご自身で行うことができますが、解決できず、『調停』や『裁判』になってしまった場合には、法律の専門家に相談して解決してもらうべきではないでしょうか。

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