お葬式に数珠は持って行かなくても大丈夫?

数珠 種類

仏教式のお葬式や法事に参列される時の持ち物としてまず思い浮かべるのは何でしょうか?

多くの方が香典・数珠などを思い浮かべるのではないでしょうか?

その中でも「数珠」は、珠の大きいものや長いもの、色も人それぞれ異なり、さまざまです。

「人とは違うけど大丈夫かな?」
「何で違うんだろう?」

そう思ったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もしかしたら、知らないうちにマナー違反となることをしているかもしれません。
今回は、葬式の必需品とも言われる「数珠」についてご紹介いたします。

1.持って行かなくても失礼にはあたらない?

葬式に行くと、必ずと言っていいほど、多くの方が持っている数珠(じゅず)。
数珠は、「念珠」とも呼ばれ、本来、念仏の数を数えるものとして使用するものです。
そのため、お経を読む僧侶の方は、必ず必要なものですが、参列者は、必ずしも持っていなくてはならないというものではありません。

また、仏教以外の宗教の葬式では数珠を使わない葬式もあります。
したがって、数珠を持っていないからと言ってマナー違反にはあたりません。

しかし、日本で行われる葬式の約8割が仏教式です。
多くの方が葬式には数珠を持っており、それが常識と認識されているのが現状ですので、仏教徒でない方以外は、持っておいた方が良いでしょう。

2.数珠は宗教によって使用する種類が異なる?!

数珠には、珠の数や、珠の大きさが異なるさまざまな種類があります。
「その人の好みで違うだけじゃないの?」そう思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
実は、きちんと珠の数や、珠の大きさには意味があります。

正式な数珠(本式数珠)の珠の数は108個です。
これは、仏教の考えで、人間には108の煩悩(ぼんのう)があるとされており、
数珠の珠一つ一つが煩悩を引き受けてくれると言われているからです。
*煩悩とは・・・心身を悩ます、全ての欲望

また、数珠についている飾りや房は宗派によって異なります。
自分の家の宗派の正式な数珠を購入したい場合は、専門店などのお店の方や
付き合いのあるお寺に確認してから購入するのが良いでしょう。

3.あらかじめ宗派が分からない時は略式数珠(りゃくしきじゅず)でOK

これに対して、「略式数珠(りゃくしきじゅず)」というどの宗教でも使える数珠があります。

あらかじめ宗派が分かる場合は、その宗派の数珠を持参するのが良いのですが、分からない時は「略式数珠」で問題ありません。

この「略式数珠」は、一重の輪で出来た数珠で、正式な数珠のように珠の数に決まりはありません。

また、「略式二輪数珠」と呼ばれる二連のものもあります。

4.数珠には男性用と女性用がある

また、数珠には男性用と、女性用があります。
男女ともに正式な数珠の珠の数は同じですが、「珠の大きさ」が異なります。
一般的に男性用の数珠の方が女性用の数珠に比べて、珠の大きさが大きいもので作られています。

また、珠の材質は幅広くありますが、下記のような材質を用いるのが一般的です。

・男性用・・・黒檀(こくたん) 黒くて大きいもの
・女性用・・・小さい珠 琥珀(こはく)、瑪瑙(めのう)、白珊瑚(しろさんご)、水晶、真珠、象牙のもの

5.数珠の貸し借りはマナー違反!

「数珠を忘れたから人から借りよう」そう思って借りたことがある方もいらっしゃるかと思います。
しかし、実は、数珠の貸し借りはマナー違反です。
数珠は、その人の身代わり(お守り)になるものです。
数珠は、出来るだけ1人1連持っておくのが望ましいです。

6.数珠の持ち方にもマナーがあります

正式な数珠には、宗派ごとに細かな持ち方の決まりがありますが、
略式数珠には必ずといった決まりはありません。
基本的には、座っている時は左手首にかけるか、左手で持ち、歩く時は房を下にして左手で持ちます。
手を合わせる際は両手の親指と人差し指の間に数珠をかけて拝むようにします。

なぜ、左手なのか?

それは、左手は仏の清浄な世界を指し、右手は信仰の世界(私たちの世界)を指すとされているからです。数珠 もち方

7.天然石のブレスレットでも大丈夫?

最近、天然石で出来たブレスレットをされている方をよく見かけます。
一見、同じように見えますが、あくまでアクセサリーですので、数珠として代用は出来ません。
葬式などの数珠とは、珠の並び方や大きさ、目的も異なります。
葬式に参列される場合はきちんと数珠を用意しましょう。

まとめ

ある程度の年齢になると、葬儀に参列する機会も増えてくると思いますので、略式数珠を一つ持っておくと「いざ」という時、安心ですね。
数珠は2千円~100万円するものまで、材質によって、かなり値段に幅があります。
高いものだから良いというものでもありませんので、購入される際は、お店の方などに相談しながら購入すると良いでしょう。

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