葬式費用がもらえる?健康保険から出る埋葬料(葬祭費)とは?

葬式費用がもらえる?健康保険から出る埋葬料(葬祭費)とは?

健康保険に加入していれば、葬儀費用の補助として、給付金が貰えるのをご存知ですか?

給付金の呼び名は、加入している健康保険協会等によって「埋葬料」「葬祭費」などさまざまです。

この給付金、自動的に振り込まれるものではなく、申請しないともらえません。

どこに、どのように手続きをすれば良いのか?ご紹介しますので、2年以内に葬儀を行ったという方は、ぜひご覧ください。
葬式費用がもらえる?健康保険から出る埋葬料(葬祭費)とは?

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1.申請すれば貰える!埋葬料とは?

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亡くなった方が、健康保険に加入していた場合申請すれば葬式費用の一部として、給付金がもらえます。

※ただし、仕事中の事故などが原因で亡くなった場合は、原則、労災保険からの給付となります。

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2.どの健康保険に加入しているかで給付金額や申請先は異なる

「健康保険」とひとことに言っても、みんながみんな同じ健康保険に入っているわけではありません。

加入している保険組合は、おおむね次のどれかの健康保険に加入されているかと思います。

個人事業主・自営業の方
国民健康保険
会社員の方(勤務先に健康保険組合がある)
勤務先の健康保険組合
会社員の方(勤務先に健康保険組合がない)
全国健康保険協会(協会けんぽ)
公務員の場合
国家公務員共済組合
75歳以上の方
後期高齢者医療制度

加入している健康保険によって、支給金額や申請先が異なります。

今回は、約7割の方が加入している

  • 「国民健康保険」
  • 「全国健康保険協会(協会けんぽ)」
  • 「高齢者医療制度」

3つの健康保険の申請方法をご紹介します。

3.加入している健康保険別の申請方法

講義

国民健康保険の加入者が死亡したとき、その葬祭を行った方に葬祭費が支給されます。 

(1)国民健康保険に加入していた場合

 [申請先]

亡くなった方(被保険者)の住所地の市区役所・町村役場

[支給額]

支給金額は、市町村ごとに異なり、1万円~5万円程度のところが多い。

[申請書]

国民健康保険葬祭費支給申請書

[その他の必要なもの]

  • 国民健康保険の被保険者証(亡くなった方のもの)
  • 葬儀を行ったことが確認できる書類

 (葬儀社からの領収書や請求書など)

  • 「葬祭費」の振込先金融機関名・口座番号等がわかるもの

葬儀を行った方以外が申請をする場合は

  • 申請する方の本人確認書類
  • 申請する方の

※申請に必要な書類は市町村によって異なります。

 [請求期限]

葬儀を行った日から2年以内

 (2)全国健康保険協会(協会けんぽ)の場合

亡くなった方が「誰なのか?」「申請する人は誰なのか?」によって、支給される費用の名称や金額が異なります。

[支給金額]

給付金の種類
①埋葬料
②埋葬費
③家族埋葬料
誰が亡くなったのか?
被保険者
(加入者 本人)
被保険者
(加入者 本人)
被扶養者
(加入者の家族)
誰が申請するか?
亡くなった被保険者の
家族※が申請する
(※被保険者に生計を維持されていた人であれば、扶養者でなくてもよい)
亡くなった被保険者の家族等以外の
「埋葬(葬儀等)を行った人」が
申請する
(加入者本人と生計を別にしている人)
被保険者(加入者 本人)が
申請する
支給金額
5万円
埋葬料(5万円)の
範囲内で支給
5万円

[申請書]

健康保険埋葬料(費)支給申請書

 [申請先]

全国健康保険協会(協会けんぽ)

[その他の必要なもの]

①埋葬料を請求する場合
  • 健康保険証(加入者本人が亡くなった場合 → 勤務先(事業主)へ返還)
  • 「健康保険埋葬料(費)支給申請書」に事業主証明を受けられない場合は、下記のいずれか1つが必要

(埋葬許可証のコピー・火葬許可証のコピー・死亡診断書のコピー・死亡者の戸籍(除籍)謄(抄)本・住民票)

  •  亡くなった原因が負傷による場合のみ「 負傷原因届」

 ※ 家族でも、被扶養者以外の方が申請する場合は下記の書類

  • 亡くなった方の「住民票除票」
  • 申請者である家族の家族分の「住民票」
②埋葬費を請求する場合

上記①の書類のほかに

  • 埋葬にかかった費用の領収書および明細書
③家族埋葬料を請求する場合

上記①の書類のほかに、事業主証明がある場合

  • 健康保険埋葬料(費)支給申請書

[請求期限]

埋葬料・・・死亡した日の翌日から2年

埋葬費・・・埋葬を行った日の翌日から2年

[記載例や流れ]

記載例や、詳しい申請の流れは、全国健康保険協会のHPにありますので、申請される方はこちらをご覧ください。

全国健康保険協会:健康保険埋葬料(埋葬費)支給申請書

 (3)後期高齢者医療(75歳以上の方)の場合

[申請先]

亡くなった方(被保険者)の住所地の市区役所・町村役場

[申請書]

後期高齢者医療葬祭費支給申請書

[必要なもの]

  • 被保険者証(亡くなった方のもの)
  • 葬儀を行ったことが確認できる書類

 (葬儀社からの領収書や請求書など)

  • 「葬祭費」の振込先金融機関名・口座番号等がわかるもの

葬儀を行った方以外が申請をする場合は

  • 申請する方の本人確認書類
  • 申請する方の印かん

※申請に必要な書類は市町村によって異なります。

 [請求期限]

葬儀を行った日から2年以内

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4.まとめ

こういった給付金は申請しないともらえないものが多いです。

給付金だけで葬儀を行うのは難しいとは思いますが、いざという時のためにも覚えておき、申請を忘れないようにしましょう。

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(文責:相続情報ラボ)


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