喪主として知っておきたい!葬儀・告別式での喪主挨拶【例文付き】

喪主として知っておきたい!葬儀・告別式での喪主挨拶【例文付き】

家族が亡くなった時には、悲しみの中であっても喪主・遺族として挨拶をする機会がいくつかあります。しかし、葬儀の準備があり精神的にも落ち着かない中で挨拶を考える余裕はなかなかありません。今回は挨拶についてマナーやポイント、また一般的な例文を紹介しますのでぜひ参考にしてください。 
喪主として知っておきたい!葬儀・告別式での喪主挨拶【例文付き】

喪主として知っておきたい!葬儀・告別式での喪主挨拶【例文付き】

1、喪主挨拶のポイント

参列者の前で慣れない葬儀・告別式の挨拶を行うことは、相当なプレッシャーになります。形式や内容など難しく考えてしまいがちですが、上手に話さなければいけないと思う必要はありません。参列者への感謝や故人への想いなどをわかりやすく素直に伝えましょう。

(1)挨拶の時間

ゆっくりと丁寧な話し方で約3分を目安に考えます。文字数では800字程度となります。

(2)挨拶に含める内容

1.故人と自分との関係(会葬者が故人との関係をわかっている場合は省きます)

2.会葬のお礼

3.死因の簡単な説明や生前のエピソードなど

4.生前のご厚誼への感謝の気持ち

5.故人同様のお付合いのお願い

喪主として知っておきたい!葬儀・告別式での喪主挨拶【例文付き】

2、喪主挨拶での注意点とマナー

(1)使ってはいけない忌み言葉

「(不幸が)重なる」という不吉な意味を連想させる「重ね重ね」「たびたび」「しばしば」などの繰り返す言葉や「再三」「ふたたび」などは使用しません。また、「死ぬ」「死亡」「生存中」など直接的な言い方は、「死ぬ」「死亡」は「逝去」に、「生存中」は「生前」にというように言い換えます。

(2)平等に感謝を伝える

葬儀にはいろいろな立場の方が参列します。その中の特定の方だけに向けた言葉、またエピソードなどが偏ることがないように参列していただいている方全員へ平等に感謝の気持ちを伝えることが大切です。

(3)挨拶の中にも心配りを

亡くなる原因はいろいろですが、生々しくならないようにあまり詳しく話す必要はありません。長い苦しい闘病生活であっても「安らかな最後でした」といったような参列者が安心できるような言葉を入れる心配りも大切です。故人の在りし日の姿を偲んでもらえるように元気な時のエピソードを入れるのも良いでしょう。

(4)時間配分を考えてまとまりのある内容に

故人への思いなど話したいことはたくさんありますが、長くなりすぎたりまとまりがない話になったりしないように気をつけなければいけません。メモを読んだらいけないのではないかと思ってしまうかもしれませんが、メモを見ながら話をすることはマナー違反ではありません。一番大切なことは会葬者の皆様に感謝の気持ちをわかりやすく伝えることです。

(5)喪主が挨拶できない場合

あまりにも動揺してしまい喪主が話すことができない場合は、他の方に代わってもらいましょう。

【例文】葬儀・告別式での一般的な喪主挨拶

その1

「私は故人○○の長男でございます。本日はお足元の悪い中、故○○の葬儀にご会葬を賜りまして誠にありがとうございます。おかげをもちまして葬儀・告別式を滞りなく執り行うことができました。また生前は多大なるご厚誼に預かり、また最後のお見送りまでいただき故人も皆様方のご厚情に感謝していることと存じます。

なお、残されました私共にも故人同様ご指導・ご鞭撻をいただけますことをお願い申し上げます。簡単ではございますが、本日は誠にありがとうございました」

その2

「遺族を代表いたしまして、皆様方にひとことご挨拶を申し上げます。私は故人○○の長男でございます。本日はご多用中にもかかわらず、故○○の葬儀ならびに告別式にご参列を賜りまして、誠にありがとうございました。おかげをもちまして葬儀・告別式と滞りなく終了し、これより出棺の運びとなりました。生前はひとかたならぬご厚誼に預かり、今このように多くの方に最後までお見送りいただきまして、父もさぞかし喜んでいることと思います。

(ここで故人の亡くなった経緯、言葉や思い出、エピソードなどを簡単に話される方も多いです)

今後は残された家族一同、力を合わせて生きていく所存でございます。父亡き後も変わらぬご指導ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。本日は、誠にありがとうございました」

 【例文】喪主が挨拶できない場合

喪主の代わりに親族を代表して挨拶をする場合、自分と故人との関係と理由を説明します。

その1

「本日は、ご多用中にもかかわらずご会葬・ご焼香を賜りありがとうございました。故人の弟の○○と申します。喪主である兄嫁は高齢でありますので、親族を代表いたしましてひとことご挨拶を申し上げます」

その2

「本日はお忙しい中、父○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして、誠にありがとうございました。本来であれば喪主である○○がご挨拶申し上げるべきところですが、ただいま悲しみのあまり体調を崩しましてふせっておりますので、故人の長男であります私が喪主に代わってご挨拶を申し上げます」

喪主として知っておきたい!葬儀・告別式での喪主挨拶【例文付き】

まとめ

大事な家族が亡くなって、気持ちの整理がまだついていない時に挨拶の内容を考える余裕はなかなかないでしょう。しかし喪主の挨拶は、故人に代わって生前お世話になったことや参列頂いたことへの感謝の気持ちを述べる大切な挨拶となります。例文を参考にしながら、心を込めて丁寧に気持ちを伝えましょう。
喪主として知っておきたい!葬儀・告別式での喪主挨拶【例文付き】



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