税務署から相続税のお尋ね書が来た場合、何を意味してる?

お尋ね

ご両親が亡くなって数ヶ月が経過した際に、税務署からお尋ねが届いたことはありませんか?このお尋ねは何を意味しているのか?疑問をお持ちではないでしょうか?今回の記事では、税務署からのお尋ねの意味をご紹介致します。

1、相続についてのお尋ねはなぜ送られてきたのか?

封筒 開ける

 『相続についてのお尋ね』は、相続発生後6から8ヶ月経過してから郵送されてくるものと、相続発生後2、3年後に送られてくることもあります。

 お尋ねには2パターンあるのですが、このお尋ねは何を意味しているのでしょうか?

(1)相続発生後6から8ヶ月経過後のお尋ねの意味とは?

 人が死亡した場合、その情報は税務署にも入ります。税務署は、相続税の申告が必要であろうと判断した方に対して、『相続についてのお尋ね』が送られてきます。大半は、相続税の申告書が同封されております。(申告書が同封されていないこともあります)

 一般家庭の場合、相続税の申告が必要なのか、不要なのかは、計算してみなければわかりません。それは税務署も同じですので、お尋ねをしてきます。もし、相続税の申告が不要であれば、このお尋ねを税務署に提出して終了です。相続税の申告が必要な方は、追加で申告書も提出しなければなりません。

(2)相続発生後2、3年後に届いたお尋ねの意味とは?

 相続発生後2、3年後にお尋ねが届いた方は、相続税の申告をしていないはずです。税務署が本当は相続税の申告が必要なのではないかと疑っている状況だとお考えください。 税務署は何らかの情報を得ている可能性が高いので、この時には税理士に依頼して、相続税の申告をすべきかを検討すべきではないでしょうか。

【相続についてのお尋ねが2年後に届いた事例】

誰 who

Aさんは相続税の申告期限までに申告書を提出していません。
Aさんは、父が財産を多く保有していることを把握しておらず、かつ、金持ちではないので、相続税の申告なんて自分には関係ないだろうと思っていました。税務署からも相続税の申告書が送られてこなかったので、申告不要と勝手に決めつけていました。

相続発生後2年経過した日に、税務署からお尋ねが届きました。
税務署は、相続税の申告が必要なのに、Aさんが申告していないのではと考え、「相続についてのお尋ね」や「相続税の申告書」を送付してきました。

ここで不安になったAさんは、税理士に相談してみると、相続税の申告をする必要があったため、相続税の申告をしました。

申告期限を過ぎて税金を支払っていることから、期限内に申告していればかからなかった罰則の税金を100万円以上支払いました。

このような事例は、よくあるので、皆様も気をつけましょう。

【ポイント】

税務署は、相続税の申告が必要かを確認したいので、相続についてのお尋ねを送ってきます。

2、3年後のお尋ねは、何か情報を掴んでいる可能性が高いので、もう一度、相続税の申告が必要なのかを税理士と相談しましょう。

2、お尋ねは提出しなければなりませんか?

相続についてのお尋ねは、提出義務があるわけではありませんが、出しておくべきでしょう。出さないことでのデメリットがあるのでしょうか?

3、お尋ねを提出しないとどんなデメリットがあるのか?

1つここで質問させてください。

あなたは警察に職務質問されました。任意だからと何も答えませんでした。この時、警察はあなたにどんな印象を持ちますか?

私が警察の立場であればこの人絶対要注意人物だ!と考えます。

相続についてのお尋ねについても同じです。

相続についてのお尋ねの回答がなければ、税務署はその方を怪しいと感じるでしょう。怪しいと感じれば税務調査が入る確率があがります。

 仮に税務調査に入った場合には、間違えなく回答しなかった理由を聞かれるでしょう。故意にお尋ねを提出していない方には、調査官の印象が非常に悪くなります。提出しないことで、不利な立場になる可能性があるますので、お尋ねは提出すべきでしょう。

4、お尋ねに嘘を書いた場合どうなるのか?

ひみつ

仮にバレなければ問題ないでしょう。しかし、バレてしまったときに税務調査官の印象が悪くなります。

5、書き方がわからない場合にはどうしたらよいのか?

税務署に電話すれば教えてもらえます。もちろん税理士に質問しても記載の仕方は教えてもらえます。

相続税の申告するのか、しないのか際どい方は、まず税理士に相談をして記載することをオススメします。

6、相続税の申告をするかしないかはどう判断すればよいのか?

相続税の申告をする必要があるのか、または、しなくてもよいかは、相続人自身が判断しなければなりません。もちろん税理士に依頼して判定してもらってもよいです。

【注意点】

ご自身で申告が不要だから申告しない!と判定した方が万が一申告必要だった場合には、無申告の状態となります。

無申告の場合にはどんなリスクがあるのかは

知らなきゃヤバイ!相続税が無申告だった場合のリスク

参照ください。

まとめ

相続についてのお尋ねが届いた場合には、必ず税務署に提出しましょう。嘘の報告をするとデメリットの方が多いので、正しく報告するように気をつけてください。

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