家族葬の費用はどれくらい?一般葬や直葬との差は?

家族葬の費用はどれくらい?一般葬や直葬との差は?

身近な方が亡くなった経験がある方や、葬儀のことを調べたことがある方などは「家族葬」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
近年、高齢化や核家族化などにより、少人数で行う葬儀が増えていることから「一般葬」より比較的小さな規模の葬儀を「家族葬」と呼ぶようになりました。
小規模な為、葬儀社に支払う費用は、一般葬に比べて割安になる場な場合が多いですが、いったいどれくらい費用がかかるのでしょうか?
今回は、一般的な葬儀の費用相場と、「家族葬」の費用などをご紹介します。

家族葬の費用はどれくらい?一般葬や直葬との差は?家族葬の費用はどれくらい?一般葬や直葬との差は?

家族葬の費用はどれくらい?一般葬や直葬との差は?

1.家族葬の参列者は何人まで?家族だけでやるの?

亡くなった方と親しかった者のみで行う比較的小規模な葬儀のことを「家族葬」と呼びます。
呼び名に「家族」とついていることから、「親族しか参列しないのでは?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、親交の深かった友人などを招いて行うケースもあります。
葬儀社などによって想定人数はさまざまですが、10名程度のものから多くても50名程度で行われ、それ以上になる場合は「一般葬」と呼ばれます。

2. 葬儀にかかる費用の相場は?

(1)葬儀にかかる費用の3つの項目

まず、一般的に葬儀費用と呼ばれるものは下記の3つの合計金額です。

  • 葬儀一式費用
  • 寺院費用
  • 飲食接待費用

それぞれに含まれるものは次のようなものです。
【葬儀一式費用】
祭壇・棺・位牌・人件費・遺影写真・寝台車・霊柩車など、葬儀を行うにあたっての基本となる費用です。
葬儀社でよく、「○○セット(プラン)」として案内されている葬儀本体の費用です。

【飲食接待費】
参列して頂いた方やお手伝いの方への通夜、葬儀後の飲食代(精進落とし)、頂いた香典に対するお返し代(香典返し)などです。
飲食代は、単価×数量(人数)になるため、お越しになった方の人数等によって変動します。

【寺院費用】
おもに僧侶の方への謝礼です。
葬儀後にまとめてお渡しするお布施(お経料、戒名料 等)や、御膳料、お越し頂いた際にお渡しするお車代などです。

(2)葬儀の費用相場は?

財団法人日本消費者協会のアンケート調査結果によると、上記3つの合計金額の全国平均は約189万円(※)です。(※お経、戒名、布施などの寺院関連費含む)
ただし、これは家族葬のみに限定したものではなく、「一般葬」等も含めた金額になります。家族葬の場合、参列者が少ない分、「葬儀一式費用」「飲食接待費」などが減少する為、上記の金額より減少します。
また、式の形式や規模、地域によって風習や慣例によっても費用が異なりますので、あくまで目安として考えておいた方が良いでしょう。

では、いったい「家族葬」の場合、いくらかかるのか?
実際は、葬儀を行うであろう近くの葬儀社にいくつか問い合わせて見積もりを出してもらうのが一番です。見積もりだけでしたら無料で出してもらえますので、時間的の余裕のある方は、何社か問い合わせをしてみることをおすすめします。葬儀社によって、プランに含まれる内容は、さまざまでネットで調べてもとても分かりにくいのが現状です。問い合わせをして細かく出してくれる葬儀社にお願いするのが良いでしょう。また、セットのプランでパンフレットに掲載されていても、自由に変更が可能な場合がありますので、葬儀社の方に相談してみると良いでしょう。

3.家族葬の費用はどれくらい?一般葬や直葬との差は?

喪服 女性

葬儀にもプランが複数あり、プランに含まれている内容も葬儀社によって、さまざまです。
「一般葬」は「家族葬」に比べて、参列者の人数が多くなる為、会場費、人件費、装飾にかかる費用が増加します。
「直葬」の場合は「家族葬」と異なり、葬儀自体を行わない為、その他の費用は家族葬と変わりませんが、式場代や人件費など、葬儀を行うにあたってかかる費用がかからない分、総額費用は、減少します。
今回は、(株)ニチリョクの「ラステル新横浜」で葬儀を行った場合の料金例に、家族葬・一般葬・直葬の料金をご紹介しますので、参考にしてください。

葬儀プラン 家族葬 一般葬 直葬
合計価格(税抜) 560,000 930,000 290,000
寝台車(10kmまで) 30,000 30,000 30,000
吸水シーツ 5,000 5,000 5,000
ご安置(1泊2日) 12,000 12,000 12,000
セレモアテンダント 41,000 61,000 41,000
枕経(希望する場合) 無料 無料 無料
故人様とのご面会 無料 無料 無料
お化粧と納棺 50,000 50,000 50,000
お棺・布団一式 90,000 90,000 90,000
ドライアイス(1日分) 7,000 7,000 7,000
葬儀施工管理司会進行 40,000 40,000 -
式場使用料 70,000 200,000 -
デザイン花 100,000 300,000 -
生花飾りつけ遺影写真 40,000 50,000 -
受付用品・経机・商工用品等 20,000 30,000 -
お別れ室ご利用 無料 無料 無料
送り花 8,000 8,000 8,000
霊柩車 32,000 32,000 32,000
お骨壺(桐箱風呂敷付) 15,000 15,000 15,000
※価格は、すべて消費税抜きの価格です。
※上記の価格は、平成28年3月1日現在の価格です。物価の変動などにより、変更となる場合がありますので、葬儀を依頼する際は事前にご確認ください。
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4.家族葬のメリット・デメリット

メリット

  • ゆっくりとお別れ出来る

家族葬のメリットとしては、参列者の人数が少ないため、参列者への対応に追われることなく、ゆっくりと個人の方とのお別れが出来ることです。

  • 形式にとらわれず自由にできる

家族葬では、比較的自由な形で葬儀を行うことができます。仏式、神式、無宗教の方にも対応している場合がほとんどです。

  • 接待飲食費が抑えられる

参列者が少ないため、一般葬に比べて、返礼品や、参列して頂いた方への料理を用意する必要がないため、その分抑えられます。

デメリット

  • 葬儀後などに自宅への弔問客が増える

葬儀自体には参列者が少なく、ゆっくりお別れ出来る反面、参列できなかった方が、後日、自宅に弔問に来られ、その対応に追われる可能性があります。

  • 香典収入が見込めない
参列者が少ない分、香典収入が見込めません。一般葬に比べて接待飲食費が抑えられる反面、葬儀代金の負担が増える可能性がある点も注意しましょう。
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まとめ

家族葬は、参列者が少ない分、費用が一般葬に比べて抑えられる場合がほとんどですが、香典収入が少なくなるなどのデメリットもあります。
また、故人の方にとって人生最後の式が「お葬式」です。安さだけで選んで、あとで後悔する方もいらっしゃるようですので、きちんとどのように故人の方を送るのが良いか?話し合ったうえで選択されるのが良いのではないでしょうか?

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