マンションより一戸建てがよい?一戸建てを購入する場合のメリット・デメリット

マンションより一戸建てがよい?一戸建てを購入する場合のメリット・デメリット

マイホーム購入の際に新築か、中古かという選択肢に加えて、大きな選択肢として迷うのがマンションか、一戸建てかということです。

一度購入すると何十年単位での問題ですので、この選択は慎重にする必要があります。では、一戸建て特有のメリットやデメリットをご紹介していきます。

マンションより一戸建てがよい?一戸建てを購入する場合のメリット・デメリット

1、一戸建てにはどんなメリットがある?

(1)一戸建ては、土地のスペースを活用できる

マンションも厳密に言えば土地の持分を取得するのですが、あまり土地を持っているという感覚にはならないでしょう。やはり自分の庭を持ち、ガーデニングを楽しんだり、ペットを走らせたりということができるのは一戸建てならではの楽しみです。

また、ある程度の広さがある土地なら敷地内に駐車できるため、マンションのように離れた駐車場まで行かなくてはならないという不便がありません。

(2)好きなようにカスタマイズできる

マンションの場合、法律的な規制からどうしてもリフォームの範囲が制限されてしまうこともあり、管理組合の同意が得られないと大規模な修繕などもできません。その点は一戸建ての方が自由度は高く、長期的に見て家族の事情の変化した場合でもフレキシブルに対応することができます。

(3)管理費や修繕積立金などの諸費用がかからない

マンションの資金面で最大のネックとなるのは月々のローン以外にかかる管理費や修繕積立金といった「諸費用」です。一般的にはローン以外で月2、3万円程度の負担になることが多いのですが、途中で管理組合の提案により修繕積立金がアップすることもあり、そうなると家計全体での資金計画が狂ってしまいかねません。しかし一戸建てであれば修繕費用をどのくらいかけるかも自分の自由ですし、修繕のタイミングも選択することができます。

また、マンションでは駐車場代が別途かかることが多いのですが、一戸建てなら自分の土地に停められる限りの台数であれば駐車場代がかかりません。

(4)騒音問題などがマンションより気にならない

マンションではペットやピアノなどの楽器類が、鳴き声や騒音の問題から制限されているところもあります。また、壁一つで隣家と隔てられているだけなので、とりわけ子育て世代は近隣との騒音問題に神経質にならなくてはならないこともありますが、一戸建てであればマンションほどは気にならないでしょう。 

2、マンションと比べて、一戸建てにはどんなデメリットがある?

マイホームを持つなら断然一戸建て!というこだわりのある人も多いのですが、一戸建てのデメリットを知らずに購入してしまうと「こんなはずじゃなかった」と後悔することにもなりかねません。では、一戸建てのデメリットにはどんなものがあるか考えてみましょう。

(1)物件価格が高め、生活費も高くなりがち

一戸建てはやはりマンションに比べると土地の分の価格が高かったり、家屋部分の床面積もマンションより広かったりすることが多いため、本体価格が上がってしまいがちです。

また、一戸建てに住む人の多くが賃貸マンションに住んでいた頃と比べて光熱費が上がってびっくりした、との感想を漏らします。特に吹き抜けなど開放感のある造りの場合、冷暖房効率が悪いため今までの二倍近くの電気代になったという人もいます。

(2)マンションより立地が悪いことが多い

マンションは駅の近くやバス停の近くなど、立地重視で建てられているものが多くなりますが、一戸建ては土地の広さが必要なことから若干郊外で不便な場所に建てられていることが珍しくありません。そうなると以前は要らなかった自動車を保有せざるを得なくなるなど、余分な出費がかさむことにもつながります。

(3)修繕費の積立がない分、自分でしっかり貯蓄する必要がある

マンションのネックとして「住宅ローン以外に管理費と修繕積立金があるからきつい」ということもありますが、一戸建てであっても定期的にメンテナンスしなくてはならないことは一緒なのです。むしろ建物の耐用年数から考えると木造の一戸建ての方が鉄筋のマンションより修繕の必要性は高いといえます。そのため、計画的に貯蓄しておく必要があるでしょう。

(4)高齢になると住みにくいことがある

最近のマンションであればセキュリティがしっかりしていることが多いため、高齢女性の一人暮らしになってもそこまで不安は感じないかもしれません。しかし、一戸建ての場合、空き巣や強盗などの不安には自分でセキュリティシステムを入れる必要があります。

また、2階建て以上の家であれば、階段の昇り降りによる負担は若い時に想像していた以上です。そして、庭の草むしりなども歳を取れば取るほど辛くなってくるため、高齢になると結局一戸建てを管理しきれないという理由で手放す人もいることを理解しておかなくてはなりません。 

まとめ

自分の城としての自由度が高いことは一戸建て最大の魅力です。ガーデニングやペットが大好きで譲れない、騒音問題が気になる、車の複数台保有は必須という人は、一戸建て向きといえるでしょう。

一戸建てを購入する際は数十年後の家族構成や自分の体の老化、それに対する家の老朽化、立地、造りを考慮して、その家に住み続けることが可能なのかどうかを冷静に判断してから決めることが失敗を防ぐコツといえるでしょう・