親の借金を相続する?しない?どうやって判断すればよいか?

親 借金

相続放棄をすれば親が残した借金の返済をする必要がなくなることをご存知でしょうか?
テレビドラマでは、親が亡くなった後、親の借金を子供が一生懸命返済しているシーンが出てくることがありますが、もし相続放棄を期限内に行っておけば借金を返済する必要がありませんでした。
両親に借金がある場合には、絶対に相続放棄を理解しておかなければなりませんのでご参照ください。

0、債務があるかどうかをチェックするのが大事!

やり方

相続人のあなたが、相続放棄するかどうかの判断基準は、まず被相続人(亡くなった方)に債務があるのかないのかを正確に把握することでしょう。

もし、債務があるならば、合計いくらあるのか?この債務を正確に把握してから、相続放棄をするかどうかを判断すべきでしょう。

1、まずは債務の総額を正確に把握しよう!

 債務(借金など)がいくらあるかを把握しなければなりません。しかし、どのように把握すればよいかわかりませんよね。

 まずは、債務の把握方法をご紹介致します。

(1)金融機関(銀行など)からの借入はどのように把握するのか?

金融機関からの借入は被相続人の通帳を見れば、毎月返済しているはずなので借入状況を把握できるでしょう。
どこから借入をしているは分かれば、その金融機関に電話で確認することで、債務を把握できるでしょう。

(2)クレジットカード会社や消費者金融からの借入はどのように把握するのか?

クレジットカード会社や、消費者金融の借入は、返済が滞ると督促状が届きます。その催促状を見ればどのような借入をしているかの詳細を把握することが出来るでしょう。

(3)個人的な貸し借りはどのように把握するのか?

個人的なお金の貸し借りは『借用書』や『金銭消費貸借契約書』が作成されていれば、いくらの借金があるか把握出来ます。
しかし、何も作成していない場合には、個人的な貸し借りがどれくらいあるか把握はできません。よって、相手からの請求を待つしかないでしょう。

【ポイント1】

基本的には、被相続人が死亡してから2ヶ月程度経過することで、すべてを把握することができます。
借入は一般的に毎月返済する契約となっておりますので、返済が滞ると連絡がくるはずです、その連絡を見ることで、どこからいくらの借入があるかを把握できるでしょう。
しかし、個人からお金を借りている場合には、連絡が来ない可能性がありますのでご注意ください。

【ポイント2】

上記の(1)から(3)では、債務を把握できない可能性があります。

その際は、下記にお問い合わせください。

銀行での情報は、全国銀行個人信用情報センターで検索可能

http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/

0120-540-558全国銀行個人信用情報センターの電話番号)

 

クレジットカード会社の情報は、CICで検索可能

http://www.cic.co.jp/

0570-666-414(CICの電話番号)

 

消費者金融の情報は、日本信用情報機構(JICC)で検索可能 

http://www.jicc.co.jp/

0570-055-414(JICCの電話番号)

 

これらに被相続人のデータを紹介すると、被相続人に借入れがあるか否か。借入がある場合には、借入の総額を教えてもらえます。

2、すべての債務を把握したら、一覧表を作成しよう!

一覧表というと、難しいのでは?と考えてしまうかもしれませんが、どこからいくらお金を借りているかをまとめていけばよいだけです。
一覧表を作成することで、債務の総額を把握できるでしょう。

3、債務の総額が把握できたら、相続放棄するかどうかを判断する!

 相続放棄をしなければ、相続人がその債務を返済していかなければなりませんし、相続放棄すれば、債務を支払う必要はなくなります。

 仮に、債務の返済をすることを決断した場合には、債権者に連絡をして、振込口座などを確認し、今後どのように支払っていけばよいのかを確認しましょう。

4、相続放棄しなかった場合で、相続人が複数いる場合ってどうなるの?

相続人が複数いる場合には、債務は、相続分の割合に応じて相続されます。

(例)

借金1,000万円を相続放棄せず、相続することを決めました。
その際に、相続人が子供2人だった場合には、相続人1人あたり500万円ずつ債務を相続することとなります。
もちろん、1人が相続放棄し、もう一人が相続放棄しなければ、1人が1,000万円を相続することとなります。

相続分の詳細は、相続分を知らないと本来の取り分が貰えない可能性も!?をご参照ください。

相続放棄する際は、必ず相続人の中で相談をしてからご決断をするようにしましょう。

5、相続放棄する場合はどうしたらよいか?

関連記事がありますので、気になる目次をご確認ください。

1.「相続放棄」の手続方法
2.相続放棄の手続きは、簡単なものであればどれくらいで出来るか?
3.相続放棄のタイムスケジュール
4.相続放棄の手続きを行うための期限は?
5.相続放棄手続きは、郵送のみで出来るのか?
6.どんな方が相続放棄を検討すべきなのか?
7.相続放棄手続きの代行費用はいくらが相場か?

6、3ヶ月以内に相続放棄しなければならないのに、期限がきれた場合の対処法は?

関連記事がありますので、気になる目次をご確認ください。

1.相続放棄をするまでの期限とは? 
2.相続放棄で期限切れとなってしまった場合の取り扱いとは?
3.相続放棄の期限が切れていても、相続放棄が認められる条件
4.『相当な理由』があれば相続放棄が期限後でも認められる理由とは?
5.相続放棄における注意点
6.相続放棄期限は延長できるのか?

まとめ

相続時に借金が多く、債務超過の場合には、相続するか、相続放棄するか悩むところかと思います。
絶対に相続放棄すべき状況もあるでしょうし、相続放棄しない方がよいケースもあるでしょう。
非常に際どい状況であれば、相続税専門の税理士に相談すべきでしょう。

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