遺産相続で質問の多い7つの論点を簡単にご説明致します

遺産相続

遺産相続時に質問が多い論点を今回の記事に記載させて頂きました。それぞれの内容について詳しくご説明しております記事も添付しておりますので「もっと知りたい」と思われる論点は添付された記事もご覧ください。

1.遺産相続とは?

遺言

遺産相続とは、被相続人(相続財産を残して亡くなった方)の遺産を、その配偶者や子供、父母、兄弟姉妹、孫などが相続することです。
相続のことを理解していく上で絶対に必要な用語が『被相続人』と『相続人』です。
『被相続人』とは、相続財産を残して亡くなった方です。
『相続人』とは、被相続人が残した相続財産を受取る人です。
相続人の決め方は非常に複雑なのでここでは割愛させて頂きますが、「5分でわかる!相続する人(相続人)って誰?」でご説明しておりますので、ご覧ください。

2.遺産相続による税金(相続税)とは?

遺産にかかる相続税は、どのくらい財産があれば発生するのか?というご質問を良くされますが、一番理解しやすい部分のみ説明すると、基礎控除を超えなければ相続税はかかりません。
相続財産-基礎控除=ゼロ以下
この状況であれば、相続税は発生しません。

(1)相続財産の例

相続財産は、プラスの財産-マイナスの財産を表しております。

  • 建物
  • 土地
  • 有価証券
  • 銀行預金
  • 定期預金
  • 生命保険
  • 死亡退職金
  • 借金 など

(2)基礎控除とは?

平成26年まで:「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」

平成27年以降:「3,000万円+600万円×法定相続人の数」

27年度に大きな税制改正が行われ、控除額が40%カットされました。
この影響で遺産相続税の対象者が大幅に増加することが予想されております。
※理解しやすいように、細かい部分は割愛して説明しております。
基礎控除の詳細は、知らないだけで大損に!相続税の基礎控除のすべてを参照ください。

3.遺産相続の放棄とは?

遺産相続の放棄については、例を使ってご説明させて頂きます。

例えば、父が亡くなり、その息子に父親の財産が相続されました。この「財産」には、不動産や預貯金、株式、現金などプラスの財産だけでなく、借金、つまりマイナスの財産も含みます。
つまり、息子は父親の借金を相続するため、原則として、借金を返済しなければなりません。

 このとき、父親に借金以上の財産があれば、問題になることはないでしょう。

 しかし、問題は父の財産の内訳がプラスの財産よりもマイナスの財産の方が多い場合、つまり、いわゆる「債務超過」だった場合です。
このとき、息子である「私」は、自分の財産を使ってでも、父親の遺した借金の返済をしなければならないのでしょうか?

この時に、『相続放棄』をすることで、父親の借金の返済の義務がなくなります。放棄の注意点は、放棄をした場合には、プラスの財産も、マイナスの財産もどちらも相続できなくなるということです。

放棄の手続き方法まで、詳しく知りたいという方は、「相続放棄しないと親の借金が自分の借金になってしまうかも?」をご覧ください。

4.遺産相続で孫は相続できるのか?

遺産相続で孫が相続する方法は下記の3つとなります。

  • 孫に相続させる方法1 【代襲相続】
  • 孫に相続させる方法2 【遺言書に「孫に相続させる」と記載する】
  • 孫に相続させる方法3 【孫と養子縁組をして、孫を子供にする】
詳しくは、「相続発生時に、遺産を孫に残すための方法とは?」でご紹介しておりますので、興味がある方はご覧ください。

5.遺産相続の手続きとは?

手続きを行うためには、手続きを行うに当って必要となる書類を用意しておく必要があります。
詳しく書いてしまうと非常に長くなってしまうため、今回は割愛しますが、どんな手続が必要になるか興味のある方は「1週間で終了!相続手続きで必要な書類の集め方」をご覧ください。

6.遺産相続のトラブル原因とは?

トラブル回避

遺産相続争いの原因は、『お金』の問題がほとんどです。お金は人を変えてしまうことがありますので、本当に恐ろしいですね。
相続財産が全て『お金』であれば、上手く分けられることが多いため、あまり争いにはなりません。
どんな状況の際に、相続財産の争いが起こるのかというと、『不動産』が相続財産に含まれている場合が一番実務上多いと言われております。
とくに、相続財産のほとんどが不動産で、その不動産が居住用の住宅であり、そしてそこに相続人の一人が居住しているような場合に、相続争いが起こりやすいのです。

相続の争いは、「大金持ち以外は無縁だ!」と考えている方も多いのですが、相続財産のほとんどが居住用財産になるという一般的な家計の相続が争いになることが多いです。

【相続争いの例】 

例えば、父が死亡し、その遺産が時価1億円の土地付き建物のみだったとします。

相続人は、母と子供2人(長男・次男)の合計3人です。

母と長男夫婦が母と同居して長男の妻が母の面倒を見ている場合、次男が1億円の土地付き建物を売却して遺産分割を要求した場合には、長男夫婦の反対で争いが発生することが予想されます。

 この相続では、法律上、次男も家の1/4を分けるように請求できることになっています。
しかし、長男としては、ずっと母と同居で生活していた場所です。1/4を欲しいと言われても納得できるものではないでしょう。

※ 相続財産をいくらもう権利があるかは、「相続分を知らないと本来の取り分が貰えない可能性も!?」をご覧ください。

争いを避けるために遺言を書く方法がありますので、詳しくは、遺言書でモメてしまう具体例と解決策のすべてをご参照ください。

≪お役立ち情報≫

不動産ばかりを相続した場合、その不動産の中に不要な財産があるケースも多いでしょう。
不要な不動産の売却を検討している場合には、不動産査定を覚えておきましょう。
査定をしてもらった方と、しなかった方で、不動産の売却価格に数百万円の差が生じることもあるようです。
相続情報ラボがおすすめする不動産査定会社をご紹介しますので、ご参照ください。皆さまが少しでも高値で売却できれば幸いです。

7.遺産相続の時効とは?

 相続の時効とは全部で4パターンあります。

  • 相続放棄の時効
  • 遺産分割請求権の時効
  • 遺留分減殺請求権の時効
  • 相続回復請求権の時効

ここでは、一番知っておいて頂きたい『相続放棄の時効』をご説明させて頂きます。

相続放棄は、相続が開始したのを知った時から3カ月間となりますので、3ヶ月を経過した段階で時効となります。
借金が多額に相続されてしまうような場合に相続放棄を忘れてしまうと借金まみれになってしまいます。ですから相続の放棄だけは3ヶ月以内にやらなければならないということは絶対に覚えておきましょう。

それ以外の時効につきましては、「遺産相続に時効があるってご存知ですか?」にて説明しておりますので、興味のある方はご覧ください。

まとめ

今回の記事では、遺産相続において最低限知っておくべき内容を簡単にご説明させて頂きました。
詳しい内容につきましては、それぞれの記事をぜひご覧ください。
相続は、発生してから考えるのではなく、発生する前に知識を身につけておくことが重要となりますので、お時間があるときに、じっくり読んでおきましょう。

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