急な葬儀で慌てないために!喪主や遺族が事前に準備することは?

急な葬儀で慌てないために!喪主や遺族が事前に準備することは?

大事な家族や配偶者の死。考えたくないことですがいつかは訪れることです。遺族は深い悲しみと喪失感でいっぱいになりますが、それでも葬儀の準備をすすめなければいけません。今回は、葬儀の準備で頭がいっぱいになり、落ち着いて最後のお別れができなかったということにならないように、葬儀までに準備をしなければいけないことを紹介していきます。

急な葬儀で慌てないために!喪主や遺族が事前に準備することは?急な葬儀で慌てないために!喪主や遺族が事前に準備することは?


急な葬儀で慌てないために!喪主や遺族が事前に準備することは?

1、喪主はどうやって選ぶ?

葬儀の準備は、喪主を中心にすすめていきます。まずは、その喪主となる人を決める必要があります。一般的には故人の配偶者が喪主になりますが、配偶者が病気だったり高齢だったりして喪主を努めることが難しい場合は、息子や娘、親、兄弟姉妹など血縁関係の深い人から選びます。喪主は1人だと思い込んでいる方が多いのですが、必ずしも1人とする必要はなく数人で務めることもあります。もし、故人に喪主となる親族がいない場合や何らかの事情で喪主となる方が決まらない場合は、友人や知人が喪主を務めます。この場合は喪主とは言わず、「世話役代表」「友人代表」と呼ばれています。

2、訃報・お通夜・葬儀の告知について

亡くなったら、親族や友人、寺院、会社関係、町内会や隣近所のお世話になった方などに訃報(ふほう)の連絡をします。その時になって電話番号を調べるのはとても時間を取られる作業になりますので、事前に連絡先リストを作っておくと連絡ミスといった心配もなく安心です。会社関係や団体の場合は、それぞれ代表となる方にお知らせをするとその方から他の方に連絡をしてもらえるでしょう。

訃報の連絡時には、故人の名前、自分と亡くなった人の関係、死因と亡くなった日時を簡潔に伝えます(葬儀の日程がまだ決まっていない場合)。

お寺の住職とお通夜、お葬式の日時や場所の打ち合わせをしますが、訃報の連絡の時点ではまだ決まっていないことが多いので、詳細の決定後に改めて連絡する旨を伝えておきます。遠方の方は、移動の時間や準備があるのでなるべく早めに連絡をするようにしましょう。

 

3、葬儀の時のお手伝いを依頼する

昔に比べたらお手伝いを必要とする場面はかなり減ってきましたが、喪主と遺族だけでは対応できないこともでてきますので、直系以外の親族や友人・知人、町内の方に早めにお手伝いの依頼をします。

葬儀で必要になるお手伝いは、以下の3つです。

(1)受付係

会場の入口で弔問客の受付をします。香典を受け取って芳名帳への記帳をしていただいたら、返礼品と会葬礼状を渡します。ある程度香典がまとまったら、香典を会計係に渡します。受付係にお願いする人数は弔問客の人数によって変わってきますが、50名以内なら2名、100人位なら3名を目安にと言われています。

(2)会計係

受付から預かった香典の管理をして、出納帳への記入し金額を計算します。会計係は1人に任せることはせず、違う立場の方2人以上に依頼をします。

(3)接待・台所係

僧侶や弔問客に食事やお茶の世話をします。自宅でする場合、食事を作ることもありますが葬儀場の場合はお弁当が用意されています。町内会や近所の女性に依頼することが多いです。

4、料理の手配

地域によって違いはありますが、お通夜や葬儀後に食事の席を設ける場合は料理や飲物の手配を忘れずにしなければいけません。

(1)通夜振る舞い

お通夜の読経と焼香後、食事やお酒でもてなす「通夜振る舞い」と呼ばれる席があります。料理の手配は、お手伝いの方と準備をすることもありますが、今ではほとんどの方が葬儀社または仕出し屋に依頼をしています。弔問客の人数を予想してお寿司やおにぎり、サンドイッチまた日本酒やビールなどを準備しますが、もし通夜振る舞いができない場合は折詰とお酒などを用意して持って帰ってもらいます。地域によってさまざまな考え方があり、必ず行うものとは限らないようです。

(2)精進落とし

近年、葬儀と火葬が終わったその日に初七日法要が行われるようになってきました。法要後に僧侶や親族、お世話になった方に感謝の気持ちで「精進落とし」と言われる宴席を設けます。事前に参加人数を確認し、精進落としをする場所と料理の手配をしておきます。場所は斎場や料理店で行うことが多くなってきています。

(3)供花(きょうか・くげ)の手配

故人が寂しくないように遺族や親族が供花を出す場合、葬儀の日時や花の種類、形式、数量を確認して喪主がとりまとめて生花店または葬儀社に依頼をします。注意しなければいけないことは、葬儀社によっては他の生花店からの供花は持ち込めないとしているところがあったり、注文の締切り日があったりすることです。早めに確認をしておきましょう。

 

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まとめ

葬儀の準備は冷静な判断と対応が必要であり、またゆっくり考える時間もなく慌ててしまいますが、葬儀社や親族と相談しながらすすめていくことで精神的、肉体的負担も軽減されます。故人と最後のお別れをする大切な時間を落ち着いて迎えることができるように、自分が喪主の立場になった時にしなければいけない準備を知っておくことは大切なことです。
急な葬儀で慌てないために!喪主や遺族が事前に準備することは?