遺言書を発見した後の正しい行動手順とは?

遺言書を発見した後の正しい行動手順とは?

遺言を発見した場合、すぐに開封してはいけません。

発見した場合には、正しい行動手順があります。

今回は、遺言を発見した場合には、どのように行動すればよいのかを解説していきます。


遺言書を発見した後の正しい行動手順とは?

遺言書を発見した後の正しい行動手順 

①相続人全員に知らせる

相続の開始は、それぞれが「相続があったことを知ったとき」が起点です。

その相続において優先される遺言が発見された場合は、遺言の存在を共有します。決して、相続全員が揃ったら「開封してもいい」というものではないので注意です。

②家庭裁判所にて検認手続きを行う

家庭裁判所にて検認手続きを行います。

裁判所は遺言を有効かどうか判断するものではなく、検認時点の遺言の存在を認めるというものです。つまり、以後に改変した場合は認められません、という裁判所の意思表示です。検認委は平均1カ月前後が必要となります。

③内容にもとづいて分割協議の開始

相続人の協議よりも、ましてや法定分割よりも遺言書の内容は優先されます。

ただ「死人に口なし」ですので、遺言の内容にもとづいて分割内容を決める段階です。相続人には最低限の財産承継権(遺留分)があり、これを主張するのもこの段階です。

④分割協議書を作成、提出

最後に財産の分割協議書を作成し、提出します。ただ、なかなか相続の経験がないなかでスムーズに行うのは困難です。この一連の流れは税理士に相談する人も多いですね。