自筆証書遺言って何?4つのポイントを解説します。

自筆証書遺言って何?4つのポイントを解説します。
遺言には、『自筆証書遺言』と『公正証書遺言』の2つが存在しております。自分一人で作成したいという方は『自筆証書遺言』を作成することができます。
今回の記事では、『自筆証書遺言』をメインにご説明させて頂きます。


自筆証書遺言って何?4つのポイントを解説します。

1.自筆証書遺言と公正証書遺言の違いは?

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2.自筆証書遺言の要件とは?

(1)すべて手書きで記載する

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自筆証書遺言は、自筆(手書き)が要件となっています。よって、パソコンで作成したものは無効となります。
直筆でなければならない理由としては、手書きで記載することによって、遺言を作成する方の意思を反映させることを目的としているためです。

(2)日付を記載する

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 自筆証書遺言は何度でも書き直すことが可能です。実務上も遺言書が数通見つかることもあります。
もし、2通以上見つかってしまった場合は、後に書いたものが優先されます。2通以上の遺言書が発見され日付が書いていない場合には無効となってしまいます。

(3)署名する

 戸籍のとおりに署名してください。

(4)捺印する

 実印で捺印してください。

(5)土地・建物は登記簿の記載通りに書く

 土地や建物については、『神奈川県〇〇市〇〇町◯丁目◯番地 宅地 100㎡』のように登記簿通りに記載してください。

(6)財産を渡す文言は、『遺贈する』ではなく、『相続させる』と記載する

 誰に何を相続されるのかを明確に記載してください。
※内容が不完全、文章が不明、形式不備がある場合には、遺言が無効となってしまい遺族間で紛争が起こることがありますので、記載する際には注意が必要です。

3.自筆証書遺言の書き方の文例

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※ 誰に相続財産を渡すかで多少書き方が異なります。ネットで『自筆証書遺言 記載例』と検索すると例がたくさん出てきますで、検索してみてください。

4.自筆証書遺言で必要となる『検認』とは?

自筆証書遺言は家庭裁判所で『検認』手続きが必要です。(公正証書遺言は『検認』手続きは不要です。)検認とは、 遺言書の内容を確認し、遺言書の偽造等を防止するための手続きです。
 
手続きは次のような手順で行います。
 
自筆証書遺言って何?4つのポイントを解説します。
 
申し立てしてから、その遺言書の検認を行うまで、家庭裁判所の込み具合にもよりますが、1ヵ月から2ヵ月かかることもあります。 

家庭裁判所から、遺言を開ける日の手紙が来ますが、別に全員が出席しなくても構いません。欠席した人は、家庭裁判所に言えば、後日遺言書のコピーをもらうことが出来ます。

しかし大きな問題があります。

せっかく検認を受けた遺言書も、使えない場合もあるのです。

検認の手続きは、有効か無効かを判断するものではなく、ただ、こんな遺言書がありますよということを証明する手続きだからです。
 
書かれいている内容が有効か無効かを争う場合は、別に裁判をして、その遺言書が有効であるという判決をもらわなければなりません。
この遺言書は無理やり書かされたものだとか、あのときはボケていたとか、この遺言の検認のときに、親族間でゲンカが起きることがよくあります。要するに、自分で書く遺言書は、作るのは簡単ですが、使うのは本当に大変です。

まとめ

今回は、『自筆証書遺言』について詳しくご説明させて頂きました。自分で書く遺言書の『自筆証書遺言』は、作るのは簡単ですが、使うのは本当に大変です。遺族のことも考えるのであれば『公正証書遺言』を作成すべきでしょう。もちろん専門家に頼む必要があるのでお金はかかってしまいますが、このお金をケチることで遺族が大変な思いをすることになりますよ。
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